活動内容
Activity

マレーシア日本写真美術展 開催報告

2009.9.15

WAC 日本アジア交流アートフェア 
マレーシア日本写真美術展

2009年9月7日

展示風景

展示風景

マレーシア工芸を披露する ノーマディア女史

イドロス氏

2009年9月12日(土)『マレーシア日本写真美術展』フェアウェルセレモニーディナー

午後4時、フェアウェルセレモニーを控えた会場では、書道家の石毛龍泉氏と、マレーシア芸術家との芸術交流・デモンストレーションが開催された。
マレーシア芸術家が、植物の葉脈を利用した花工芸や手編みの毬作りで来場者を驚かせると、石毛氏は美しい書を披露して、会場を感嘆のため息でいっぱいにした。
また、即席の書道教室が開かれ、マレーシア芸術観光親善大使が慣れない筆で初めての書に挑戦した。

書道教室で深まった芸術の絆 
(石毛龍泉氏とマレーシアアーティスト)
揮毫する石毛龍泉氏(左の写真)

フェアウェルセレモニーが午後5時より開催。
日本美術家のほか、マレーシア政府観光局アズラン局長、前日本アセアンセンター事務総長であり元駐タイ日本大使の赤尾信敏氏、財団法人日本マレーシア協会理事新井卓氏などのご来賓が出席された。

初めに、主催側としてマレーシア政府観光局アズラン局長から開催のご挨拶としてスピーチが行われた後、この度のメインパーソンとなるマレーシアと日本の美術家の紹介とともに、マレーシア政府観光局アズラン局長より『マレーシア芸術交流親善観光大使』としての認定証が贈呈された。

赤尾信敏氏

日本とマレーシア両国の美術家は国際芸術交流についての思いを語り、その度に会場は温かい拍手に包まれた。
アズラン局長が展望するマレーシアでの日本美術展が催される日も、そう遠い未来の話ではないだろう。
また、その時には今回貢献された日本とマレーシアの美術家の功績が、改めて称えられるはずである。
セレモニー終了後、マレーシアの伝統料理によるディナーパーティーが開かれた。
会場は終始賑やかで親密な雰囲気の中、祝宴の幕は閉じられた。

赤尾信敏氏

マレーシア政府観光局 アズラン局長

みなさん、こんばんは。そして本日はおめでとうございます。 
WAC東京の石川代表、WACマレーシアのサハリマン代表、そして何より芸術文化を代表する美術家のみなさん、素晴らしい展覧会が開けたのも皆さんのお陰です。
マレーシア政府観光局を代表してお礼を申し上げます。 
芸術と文化の交流というのは私どもの柱となる活動の一つとなっています。私たちは芸術文化交流を通じて、日本とマレーシアの距離がますます近くなることを望んでいます。 
また近い将来、日本の芸術家の展覧会が再びマレーシアで開催できることを願っています。
今回の展覧会でも、日本の芸術家の方々の作品は興味深く、また素晴らしい作品ばかりです。本日はご来場いただき、誠にありがとうございました。

Malaysian Artist

左から順に、MR.MOHAMMAD FAIZAL ZAINAL (ファイザル氏:水彩画家)、MR.CHEKRI MANSOR (チェクリ氏:洋画家)、MR.ABU HANIPAH (アブ・ハニパ氏:教育省副大臣第一秘書官)、MS.ZUZILA ZAIN (ズジラ女史:洋画・児童画家)、MS.NORMADIAH SAHID (ノーマディア女史:工芸作家)

Message

この度の展覧会が成功したのは、日本の美術家と私たちマレーシアアーティストの心が、芸術を通じて本当の意味での文化交流が果たせたからだと思います。
この素晴らしい交流が、マレーシアで開催できることを心の底から望んでいます。
きっと日本の美術家の方々も同じ気持だと思います。近い将来、今度はマレーシアでお会いできる日を楽しみにしています(アブ・ハニパ 並びにマレーシアアーティスト一同) 
皆さんの優れた芸術は、両国の交流に大きな一歩を刻みました。
我々観光省は、その大きな一歩を大切にしたいと考えています。これからも芸術文化をバックアップしていく方針は変りません。マレーシア芸術親善観光大使の皆さんの、これからの活躍に幸多からんことをお祈りしています。(イドロス・ヤーヒャア)

会期

2009年9月8日(火)~13日(日)

会場

銀座 ロイヤルサロン(東京)

主催

マレーシア政府観光局

運営

株式会社フィネス 

後援

 WAC(世界芸術文化交流会) 
マレーシアホームステイプログラム協会