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日メコン交流年制定10周年記念交流展「日本美術とメコン美術」開催報告

日メコン交流年制定10 周年記念展 日本美術とメコン美術 それぞれの宗教観から見いだす芸術理論

日本美術とメコン美術 開催報告

 

 開催報告概要

開催報告概要平成31年2月16日(土)から22日(金)の7日間、世界芸術文化交流会が運営するお江戸日本橋ぎゃらりーにて日メコン交流年制定10周年記念交流展「日本美術とメコン美術」が開催された。
本展は選抜展として行われ、日本美術家は22名が参加し、作品は、洋画8点、版画1点、日本画1点、水墨画3点、彫刻1点、書8点の合計22点が展示された。
一方、メコン流域代表作家は1点のみが写真で、他は洋画となった。タイ代表アマリット・チュスワン教授(元シラパコーン大学芸術学部長)は1点、ラオス代表作家ブンポーン・ポーティサーン氏1点、ベトナム代表はトルォン・フィ・ドック氏2点、ファン・ホァン氏1点、ミャンマー代表はチョー・ミン・ティン氏1点(写真)、ミン・ハン・ピョン氏1点の合計7点が展示された。
また、元在タイ日本特命全権大使で現一般社団法人世界芸術文化交流会(以後:WAC)赤尾信敏最高顧問にも写真作品で特別参加頂いた。
入場者総数は、1週間でのべ約120名となり、反響も大きかったことを窺わせる。
※カンボジア作家のみ不参加
赤尾最高顧問ご挨拶 アマリット教授挨拶

ギャラリートーク

2日目、2月17日(日)は、唯一訪日されたアマリット・チュスワン教授による日本美術作品考察するギャラリートークが行われた。
始めにWAC赤尾最高顧問がギャラリートークに先んじて、聴講者に挨拶された。
アマリット教授は、作品を見たままに分析し、その結果を解説した。
1作品にかけた解説時間およそ3分は、少し長く感じられる時間ではあるが、聴講に訪れた日本美術家や一般鑑賞者が鋭い考察に感嘆する場面も多く見られ、長く感じられた人は割合少なかったように感じた。
この美術展はいずれ日本国内に止まらずメコン流域の各都市において開催されることになるだろうと、訪日されたアマリット教授は帰国前にコメントを残した。
ギャラリートーク一部抜粋 表彰

トルォン・フィ・ドック(ベトナム)

《苦しみに耐えて》

 

《生命の流れ》

   
 
アマリット・チュスワン(タイ)《巡る季節》  
   
 
ファン・ホァン(ベトナム)《測定 No.1》  
   
 
ミン・ハン・ピョン(ミャンマー)《………. による制御》  
   
 
ブンポーン・ポーティサーン(ラオス)《般若心経》  
   
 
チョー・ミン・ティン(ミャンマー)《出家する男の子》  

 

会期:2019年2月16日(土)~2月22日(金)
会場:お江戸日本橋ぎゃらりー(東京都中央区日本橋3-14-5)

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